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商務部、さらなる輸出奨励策を打ち出す
発信時間: 2008-12-02 | チャイナネット

中国商務部が発表した『中国対外貿易情勢報告(2008年秋季)』では、2008年の中国の貨物輸出入総額は2兆6000億ドルに達し、伸び率は約20%になると予測している。

中国商務部が発表した『中国対外貿易情勢報告(2008年秋季)』では、2008年の中国の貨物輸出入総額は2兆6000億ドルに達し、伸び率は約20%になると予測している。

第1-3四半期を見ると、中国の輸出入状況は全体的に良好だったが、世界経済の成長は引き続き減速し、国際市場のニーズも縮小し続ける可能性がある中で、第4四半期の中国の対外貿易の外的環境はさらに厳しくなるだろうとしている。

米国、ヨーロッパ、日本の3大経済体はすでに後退局面に入っている。米国の第4四半期のGDPは引き続きマイナス成長になる可能性があり、ヨーロッパと日本の第3、第4四半期でもマイナス成長となるだろう。

米国、ヨーロッパ、日本の3大経済体への中国の直接と間接輸出は、すでに輸出総額の60%近くを占めており、国際情勢の悪化による中国の輸出入への影響が拡大する可能性がある。

しかし中国の対外貿易の安定的かつ比較的速い発展の維持には、少なからずプラスの条件と積極的な要因がある。それは中国の輸出産業は高い競争力と優位性があり、世界経済の後退局面においても、中国の輸出製品は依然として競争の優位に立っている点だ。そのほかにも、新興市場と発展途上国市場には大きな潜在力が潜んでいることも挙げられる。

報告では、中国は一層、対外貿易環境の改善に力を入れるとしており、税収や外国為替管理などの面の政策をいっそう調整し、必要な措置を取る。また優位性の高い企業や製品輸出をサポートし、金融機関の中小輸出企業への貸付拡大を奨励し、中小企業の直接融資のルートを広げ、国内が必要とする製品の輸入を増加する。

「チャイナネット」2008年12月2日

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