第5回中米戦略経済対話閉幕前の双方主要出席者による記念撮影
第5回中米戦略経済対話が5日北京で閉幕した。王岐山中国国務院副総理は閉幕後の共同記者会見で、今回の対話では踏み込んだ議論が行われ、多くの面で重要な共通認識に達し、40項目で成果があったと明らかにし、次のように述べた。
「胡錦涛主席とブッシュ大統領の直接指導の下、中米双方代表団の共同努力で、第5回中米戦略経済対話は円満な成功を収めた。これは中米国交樹立30周年に行われた重要な対話であり、過去を総決し未来を展望し、率直で誠意があり実務的で、豊かな成果ある対話だ」
「今回の対話で中米双方は、再度、共同で当面の世界金融危機への対応における確固たる信念と態度を表明し、引き続き責任ある精神に基づいて、国際社会とともに20カ国グループ金融市場と、世界経済トップ会議の共通認識の実施を推進することを決定した。当面の急務は、効果的な措置を採って市場の自信を取り戻し、金融危機の広がりと蔓延を抑制して、世界的な経済後退の発生を回避することだ。またマクロ経済政策面の協調や金融の監督管理、発展途上国の国際金融組織における発言力の強化などで密接に協力し、関連問題の解決に関する具体的な措置について一致に達した」
「双方は国際金融危機の厳しい挑戦に直面する中、いかなる保護主義にも反対する。そして世界各国とともに努力し、WTOドーハラウンド交渉の早期再開を積極的に推進する」
「チャイナネット」2008年12月5日
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