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11月、工業製品出荷価格上昇幅が31カ月ぶりの低水準に |
発信時間: 2008-12-10 | チャイナネット |
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中国国家統計局が10日に発表した統計データによると、11月の工業製品出荷価格(PPI)は前年同月に比べ2.0%上昇し、原材料・燃料仕入れ価格は4.7%上昇した。中国のPPI上昇幅は2006年4月に1.9%を記録して以来31カ月ぶりの低水準となった。
国家統計局の発表では、8月のPPIの上昇幅は10.10%で、9月は9.10%に低下し、10月にはさらに6.60%まで大幅に縮小した。11月のPPI上昇幅は2.0%で、3カ月連続の低下となっている。 工業製品出荷価格の中で生産財出荷価格は同比2.0%の上昇で、その内訳は、採掘工業が6.6%、原料工業が0.4%、加工工業が2.1%だった。 消費財出荷価格は同比2.1%の上昇で、そのうち食品類価格は3.3%、衣服類は2.3%、一般日用品類は2.9%上昇し、耐用消費財は0.5%低下した。 商品別で見ると、原油出荷価格は同比14.7%低下し、精製油のうちガソリン、ディーゼルオイル、灯油の出荷価格はそれぞれ19.7%、7.9%、22.3%上昇だった。 化学工業製品のうち、ポリスチレンの価格は同9.3%、ブタジエンゴムは同24.1%、テリレンフィラメントは同25.5%低下した。 石炭採掘と選炭業出荷価格は同比32.7%の上昇で、原炭の出荷価格は31.6%上昇した。 鉄金属精錬と圧延加工業の出荷価格は同比3.3%の上昇で、一般大型鋼材の価格は7.7%、一般中型鋼材は3.5%、一般小型鋼材は5.1%とそれぞれ上昇し、中厚鋼板も1.3%上昇した。 非鉄金属精錬及び圧延加工業出荷価格は同比19.4%低下し、そのうち銅は32.3%、鉛は37.5%、アルミニウムは11.0%、亜鉛は43.0%低下した。 そのほかの原材料・燃料仕入れ価格のうち、燃料類は同13.2%、鉄金属材料類は同9.0%、化学工業原料類は同0.4%上昇し、非鉄金属材料類は同18.4%低下した。 なお、1~11月期の工業製品出荷価格は同比7.6%上昇し、原材料・燃料仕入れ価格は11.6%上昇した。 「チャイナネット」2008年12月10日 |
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