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11月のCPI上昇幅、21カ月以来の最低水準に |
発信時間: 2008-12-11 | チャイナネット |
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今年1~10月のCPIとPPIの変動 中国国家統計局の10日の発表によると、11 月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月に比べて2.4%の上昇となり、今年5月から7カ月連続で上昇幅が縮小した。中でも、都市部は2.2%、農村部は2.9%、食品類価格は5.9%、非食品類価格は0.6%、消費財価格は3.1%、サービス価格は0.3%の上昇となっている。 消費者物価水準は前月比で0.8%低下した。食品価格は1.0%下落し、そのうち新鮮野菜は1.8%、新鮮タマゴは4.8%下落した。 10日に発表されたCPIの先行指標であるPPIが2.0%と市場の予測に反して大幅な低下となったことを受け、中国のインフレ圧力が引き続き緩和するとの観測が強まっている。 これまでに、多くの関係機関は11月のCPIが前年同期比上昇幅が3%以内に収まるという予測を出している。そして、CPIが約2.8%に低下するという見方は一般的だった。しかし、PPIデータの発表後、多くの機関がCPI上昇幅も予想以上な低下が現れる可能性があると一斉に予測を下方修正した。 |
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