新疆ジュンガル盆地克拉美麗天然ガス田の可採埋蔵量1千億立方メートルが14日、国家埋蔵量委員会による審議を通過した。これによって、ジュンガル盆地初の1千億立方メートル規模の大型天然ガス田が正式に公認された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

新疆油田公司で探査を担当する匡立春・副総経理によると、克拉美麗天然ガス田ではまず、年間10億立方メートルの天然ガスを採掘、最低50年間にわたり安定した天然ガスの生産が可能な見通しという。また、天然ガス田の埋蔵量規模と品質面から見て、生産力がさらに拡大する可能性も高い。

全国石油天然ガス資源評価の結論によると、新疆ジュンガル盆地全体の天然ガス資源埋蔵量は2兆5千億立方メートルに達すると見積もられ、今までに探知されたものは10％にも満たない。克拉美麗天然ガス田では、探知と開発が同時に進められており、高い品質と効率を備えた第一期試掘プロジェクトはすでに完成している。

「人民網日本語版」2008年12月15日