国家発展改革委員会によると、今年第4四半期に追加投資された1000億元の投資計画が全て確定した。投資分野と金額の内訳は、▽低価格賃貸住宅の建設やバラック地域の改造など、住宅保障建設への100億元▽メタンガス利用や飲用水確保、道路・電気・郵便プロジェクト、重大水利プロジェクトなど、農村における民生プロジェクトやインフラ建設への340億元▽鉄道・道路・空港など重大インフラ建設への250億元▽保健衛生や計画出産にかかわる末端サービス体系や中西部農村の中学校校舎の改造など、衛生・教育・文化方面の社会事業発展への130億元▽都市の汚水・ゴミ処理施設の建設や重点流域の水質汚染の改善・防止など、省エネ・排出削減や環境整備プロジェクトへの120億元▽自主革新支援や産業構造調整への60億元--となっている。財政部はすでに関連資金の支給を始めている。
中央財政の1000億元が追加投資されるプロジェクトの起動と実施を早め、資金の適切な使用と建設のクオリティーや安全を確保し、規律や法律に反する各種の行為を防ぐため、中央紀律検査委員会と監察部が先頭に立ち国家発展改革委・財政部・審計署がメンバーとなる検査チームが組織され、検査活動のために各地へとすでに派遣されている。
「人民網日本語版」2008年12月19日 |