工業・情報化部電信研究院の陳金橋・副総工程師(副総エンジニア)が18日、貴州省で述べたところによると、第3世代移動通信規格(3G)の営業許可証が発行されるようになると、3Gネットワークの構築、端末設備製造、運営サービス、情報サービスなどを含む一連の通信産業チェーンが形成され、内需拡大や経済への刺激に重要な役割を担うようになることが予想される。陳副総工程師の試算によれば、今後3年で同産業チェーンが1兆8千億元から2兆元ほどの社会投資を生み出すという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
3G産業の中国での今後の発展について、陳副総工程師は「初期の段階で普及とハイエンド化を両立させる道をしっかり歩みさえすれば、第2世代移動通信規格(2G)ネットワークにみられたカバーエリアと普及の問題を解決すると同時に、利用者のハイエンド化を実現することが可能になる。また利用者に非言語的消費習慣が根付くようにすれば、3G産業は今後大きな利益を上げるようになる」と話す。
同部の李毅中部長は「中国は年内あるいは来年初めに3G営業許可証を発行する。国は来年、3G分野に少なくとも2千億元を投資する見込みだ」と述べる。
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