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さらなる政策調整で対外貿易をサポート
発信時間: 2008-12-24 | チャイナネット

世界経済の情勢が未曾有の厳しさを増す中、いかに内需拡大と外需安定を総合的に計画するか?人民日報の記者が商務部の陳徳銘部長を単独取材した。

ーー輸出安定に向け、今後どれくらい政策を調整するのか?

陳徳銘部長:下半期以降、輸出税還付率を3回引き上げ、加工貿易政策を調整する一連の外国貿易促進政策を国は次々と打ち出てきた。輸出コストを引き下げ、受注を増やし、企業の経営困難を解決し、自信回復につなげる政策の意義は大きく、その効果は徐々にあらわれてきている。しかし、世界金融危機の見通しが立たない中、実体経済への影響は深刻化し、外需が今後も鈍化していく可能性は否めない。安定した輸出増加の確保に向けた政策をさらに整備していかなければならない。輸出税還付制度を整え、加工貿易のモデルチェンジとグレードアップを推進し、輸出向けの取引信用保険を完備し、貿易に便宜を図るとともに、市場メカニズムの作用をより活用して企業のコストダウンや製品革新、市場開拓を後押しするなど、安定した対外貿易の成長をサポートする政策が急ぎ検討されているところだ。

「人民網日本語版」2008年12月24日

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