2008年の金融危機が多くの国家の経済発展に影響を与えた。各国首脳は2009年の新年挨拶で、金融危機に積極的に対応することを呼びかけた。
フィンランドのハロネン大統領は1日の新年挨拶で、「金融危機に社会責任の重要性が表れている。そのため、積極的な経済政策を推進するとともに、有効的教育、就職と社会政策を実行する」と語った。
また、カザフスタンのナザルバエフ大統領はテレビ演説をした際に、「全体的な面から見て、カザフスタンは2008年に経済増長を維持している。そして、カザフスタン政府は2009年の金融危機対策の準備ができた」と述べた。
ハンガリーのショーヨム大統領はテレビ演説をした際に、「ハンガリーは国際金融危機と経済下落の影響を受け、ダメージを受けている。今後、最も重要なのはどのようにお金、時間と健康を割り当てるか知恵を絞ることだ」と語った。
また、ノルウェー国王・ハーラル5世は大晦日に、挨拶した際に、「金融危機が世界に大きな影響を与えた。人々はしばらくの間、良好な精神状態を保たなければならない。また、多くの面で調整し、変化に適応しなければならない」と述べた。
「中国国際放送局 日本語版」 2009年1月2日