智聯求人給与データ研究センターが4日発表した統計によると、2008年、企業の昇給幅は平均で13.8%となったものの、各種要因により業界ランキングに新たな変動が生じ、一昨年首位だった金融業界が3位に転落、ハイテク業界が首位に返り咲いた。専門分野を持つ人材の年収は10万元近くに達しているほか、企業戦略を担う人材の年収は70万元を超えた。最も驚くべきは、昨年1年間不動産市場が大きな変動局面を迎えたにもかかわらず、不動産業従事者の年収が増額し、一昨年のランキング3位から2位に上昇したことだ。「広州日報」が伝えた。
統計によると、北京・上海・広州・深センを含む国内1級都市市内の平均給与額は、2・3級都市を明らかに上回っている。上記4都市の平均給与額は接近しているものの、上海が依然最高となっている。北京および深センの平均給与額は非常に近く、それぞれ2位、3位。広州は北京・深センに比べてやや低く、4位となった。また、港湾都市の大連と天津の平均給与額は接近しており、天津がやや高く5位、大連が6位となった。ランキングトップとなった上海の平均給与額は最低レベルの年収2万元から最高レベルの年収65万元と大きな開きがあった。一方広州では同1万8千元あまりから50万元近くの差がみられた。
「人民網日本語版」2009年01月05日 |