湖北省民航がこのほど明らかにしたところによると、湖北神農架空港の建設が国家民航管理部門の認可を取得、今年3月に着工される。新華社が伝えた。
同空港の建設準備は現在急ピッチで進められており、総延長13キロの空港への進入用道路がすでに着工されている。
神農架空港は湖北省木魚鎮の西北約16キロの草原に、国家4C標準に基づき建設される。総工費10億元、工期は3年。
湖北省の西部に位置する神農架は、現在世界の同緯度の地域に残された唯一の完全に保護された原始林地帯であり、神農氏がその昔、当地で薬草を採取したという伝説からその名が付いた。近年来、神農架自然保護区は全世界の注目を集めており、世界銀行が融資する「アジア生物多様性生態景観模範基地」に指定されているほか、ユネスコの「人と生物圏」保護区ネットワークの重要な構成区に組み入れられている。
「人民網日本語版」2009年01月05日