江蘇省ジュツ陽市でこのほど開催された全国ソフトウエア産業サミットフォーラムで、出席した工業・情報化部の関係者は「2008年の中国工業経済は全体として成長率が鈍化したが、ソフト産業は唯一好調で、成長率は30％前後を保った」と発言した。

中国軟件行業（ソフトウエア業界）協会の関係者によると、昨年1--11月の中国ソフト産業の売上高は6977億元を超えており、通年の売上高は7500億元に達する見込みだ。従業員数はすでに180万人に達した。工業経済に占めるソフト産業の比重は、07年の12％から08年は13.6％に上昇。同関係者の分析によれば、巨大な国内市場の存在が、中国ソフト産業の高度成長を支える主要因となっている。

＊ジュツ：「さんずい」に「朮」

「人民網日本語版」2009年1月6日