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中国の新世代水素燃料バス、蘇州でラインオフ
発信時間: 2009-01-07 | チャイナネット

 蘇州市発展改革委員会によると、蘇州金竜汽車公司と清華大学が共同で研究開発した新世代水素燃料バスがこのほど、蘇州市でラインオフした。生産基準をほかに先駆けてクリアしての製品化となった。「新華網」が伝えた。

 水素を燃料とするこの低床都市バス「KLQ6129GQH2」のエンジンシステムには80キロワットの燃料電池が組み込まれ、最高時速は85キロに達し、連続走行距離は400キロにおよぶ。いかなる排気ガスも排出せず、環境を汚染することがない。自動車のスタイルや照明、シャーシー部品などにも改善が加えられ、燃費など主要な性能指数でも世界の主流車種を上回っている。

 水素電池と一般電池の主要な違いは、乾電池や蓄電池がエネルギーを蓄えて必要な時に放出するためのものであるのに対し、水素電池は化学エネルギーを直接電気エネルギーに変える電気化学発電装置であるということ。水素燃料電池は燃焼の必要がなく、エネルギーの転換率は60%から80%に達する。ガソリンエンジンの4倍近い効率を持ち、汚染や雑音が小さく、装置は大きくも小さくもなく、反応がとても速い。

 「人民網日本語版」2009年1月7日

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