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中国、100万トン級石炭液化技術を保有 世界唯一
発信時間: 2009-01-08 | チャイナネット

 神華集団有限責任公司が進めている100万トン級の石炭液化プロジェクトは2008年12月31日生産を開始し、基準に達したナフサやディーゼルオイルなどが生産できるようになった。同集団の張喜武董事長(会長)は「神華が100万トン級石炭液化プロジェクトを試験的に成功させたことにより、中国は世界で唯一の100万トン級石炭液化技術を掌握した国になった。このことは中国のエネルギー保障能力を強化し、中国の総合的経済力を高めることにつながり、中国の特色をもったクリーンエネルギーの道を歩む上で大きくかつ深い意義がある」と述べる。

 今回のプロジェクトの中核的装置には、独自の知的財産権を備えた工業技術や化学反応促進剤が採用されている。神華の液化技術は国の専利(特許・実用新案・意匠)担当部門から特許権を付与されたほか、米国、ドイツ、日本など13カ国で特許を申請しており、これまでにロシアとウクライナで特許を取得している。

 「人民網日本語版」2009年1月8日

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