朝陽区の程連元・区長は7日、「我々の情報によると、中央ビジネス地区(CBD)の企業の一部はすでにリストラを開始している。朝陽区はすでに、春節(旧正月)明けに訪れるとみられるリストラピークへの対応に着手している」と述べた。「北京晨報」が伝えた。
程区長によると、朝陽区は今後、重点企業が人員整理を行う際に政府に事前報告しなければならないシステムを構築する予定だ。また国有企業に対してはリストラをしばらく禁止する措置を取り、国有企業職員のポスト安定をはかる。私営企業や外資企業に対しては、リストラをできるだけ避け、民主的な話し合いによる賃金の調整などを通じて、困難をみんなで乗り越えていくように呼びかける構えだ。
「人民網日本語版」2009年1月8日