広西チワン族自治区はこのほど「広西北部湾経済区の開放開発の促進に関する若干の政策規定」を交付・施行した。産業、財税、土地利用、金融、対外経済貿易の発展などをめぐり7つの優遇政策を打ち出して、北部湾経済区の開放や開発を促進していくものだ。11日に行われた同自治区第11期人民代表大会第2回会議の記者会見で明らかにされた。

優遇政策の主な内容は次の通り。

▽産業：北部湾経済区で行われる重大産業プロジェクトへの政府奨励金を自治区予算に計上し、プロジェクトを支援する。

▽財税：同経済区で西部大開発に関連した税金優遇策や「両免三減半」（企業所得税を黒字後の2年間は免除し、その後の3年間は半額に減額する優遇制度）を適用されている企業に対し、地方税に充当される分の企業所得税の40％を2008潤ｵ2010年の3年間免除する。

▽土地利用：国の産業政策や環境保護の要請、土地供給政策に合致した重点産業プロジェクトを、土地利用年間計画に優先的に組み込む。

▽対外経済貿易の発展：外資系企業の経営範囲を拡大し、複数業界にまたがった企業経営を認める。

「人民網日本語版」2009年1月12日