2009年は第11次5カ年計画(2006潤オ10年)の排出削減目標を達成するためのラスト・スパートの年だ。環境保護部は、事業での排出削減や構造的な排出削減の推進によって、二酸化硫黄の排出量190万トン、化学的酸素要求量(COD)112万トンを新たに削減することを今年の目標と定めた。
12日に開催された全国環境保護事業会議の発表によると、今年は都市部の汚水処理能力を1000万トン増やし、石炭火力発電所の脱硫発電容量を5000万キロワット以上増やし、鉄鋼焼結機の煙脱硫装置を20台増やさなければならない。既存の3億キロワット余りに及ぶ石炭火力発電所脱硫ユニット、汚水処理施設1300カ所余りの安定した稼働を確保し、国が管轄する6000余りの重点汚染源のオンライン監視システムと国・省級の系列部門とのネットワーク化を実現しなけれればならない。事業での排出削減によって、二酸化硫黄140万トン、COD75万トンを新たに削減し、構造的な排出削減によって、二酸化硫黄50万トン、COD37万トンを新たに削減しなければならない。
「人民網日本語版」2009年1月15日