ホーム>>経済>>業種動態 |
大型航空機の「中国心」開発、6つの面から展開 |
発信時間: 2009-01-19 | チャイナネット |
|
商用航空機エンジンプロジェクト会社の成立式が行われた18日、中航商用航空機エンジン有限責任会社の張建社長は、早期に国産の大型航空機に独自の知的財産権を持つエンジン「中国心」を提供するために6つの分野から取りかかり、中国の商用航空機エンジンの研究と開発を加速させると述べた。6つの分野は次の通り。 1. 上海でプロジェクトシステム設計の研究開発センターを立ち上げる。 2. 航空機エンジンの開発能力を持つ国外メーカーと技術や製品面の協力を展開し、国際パートナーと共同で多国籍研究開発チームを創設する。 3. 国内外の大学や研究機関と共同で基礎技術研究センターを立ち上げる。 4. 業界の内外でエンジンユニットの設計や製造を行う「優異センター(COE)」を設置する。 5. 国内外の専門機関を招いて、技術や商業コンサルティングのサポートを展開する。 6. 航空エンジンの研究開発事業に取り組んでいる専門家を招聘する。 国務院常務会議は2007年2月、大型航空機やエンジンの研究開発に関する重大科学技術特定プロジェクトのスタートを批准した。新しく設立された同社は、中国の大型航空機開発プロジェクトに国産エンジンを提供することを目指している。 大型航空機プロジェクト会社の責任者は、コア技術は金銭では買えない述べ、中国の航空機はシステム設計、組み立て製造、エンジン、原材料、航空機搭載設備など、一連のコア技術を進展させ把握する必要があるとしている。 「チャイナネット」2009年1月19日 |
|