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独バス企業の知財権侵害訴訟で、中国企業3社敗訴
発信時間: 2009-01-21 | チャイナネット

ドイツのバス製造メーカー・ネオプランは、中国江蘇省のバス製造メーカー塩城中威客車公司など中国企業3社を相手に、自社の知的財産権を侵害したとして塩城市中級人民法院に訴えていた。

訴訟の対象になった製品は、中国の塩城中威客車公と中大工業集団公司が2006年に製造し、北京中通星華汽車販売公司が販売していた「A9シリーズ」のバスで、ネオプランはこのバスの外観デザインが自社の製品を模倣したものだとして、3社に対してこの車両の製造と販売を中止し、2つのバスメーカーに4000万元の賠償金を求めた。

塩城市第一中級人民法院は20日に判決を下し、中国企業が製造したバスはネオプランが製造したものと酷似しており、同社の知的財産権を侵害したとして、北京中通星華汽車販売公司に同車両の販売を即時中止し、塩城中威客車公司と中大工業集団公司の2社に2000万元の損害賠償金と116万元の訴訟費用の支払いを命じた。

「チャイナネット」2009年1月19日

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