温家宝総理が招集する国務院常務会議は21日、「医薬衛生体制改革の深化に関する意見」と「2009ー2011年医薬衛生体制改革実施案」を審議し、これを大筋認可した。会議は以下の点を指摘した。
国務院の計画に基づき、昨年9月「医薬衛生体制改革に関する意見」に対する意見を再び社会から募り、各方面から積極的な反応を得た。関係部門は各方面からの提案を真剣に吸収し、「意見」を修正・改善し、大衆が関心を寄せる問題を重点に、今後3年間の各段階の取組みの目標を明確化した。2011年までに、都市部と農村部の住民の全てをカバーする基本医療保障制度を構築し、基本医療衛生へのアクセシビリティとサービス水準を顕著に高め、住民の診療負担額を大幅に軽減し、受診困難や高額な診察費の問題を緩和する。会議は、2009年から2011年までの間、基本医療保証制度など次の5つの改革に重点的に取り組むことを決定した。(1)基本医療保障制度の整備加速(2)国家基本薬物制度の初歩的な構築(3)末端の医療衛生サービスシステムの整備(4)基本公共衛生サービスの段階的な均質化の推進(5)公立病院改革の推進??。これら5つの改革を確保するため、各級政府は今後3年内に概算で8500億元を投じることになる見通しだ。
「人民網日本語版」2009年1月22日 |