日本の二階俊博経済産業大臣は21日、取材に応える中で「日本は2010年の上海万国博覧会（上海万博）出展のための作業を積極的に進め、万博の成功に向けて出来うる限りの努力をしていきたい」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同日、上海万博日本館推進委員会事務局が経済産業省で正式に発足した。発足式に出席した二階大臣は式典終了後、「万博は各産業の製品を展示するチャンスというだけでなく、また日中両国だけのイベントでもない。これは世界各国と各国の団体とがともに参加する盛大なイベントであり、上海万博には約230の国・地域・国際機関が出展する見込みだ」と述べた。今回の事務局発足により、全力を挙げて万博を支援する日本政府の姿勢が明らかになったといえる。

二階大臣によると、上海万博は日本の隣国・中国で開催されるものであり、上海は世界の金融センターの一つでもあるため、日本は初めから上海万博に強い関心を抱いてきた。上海万博が順調に開催されるよう、日本は出来る限りのことをして、積極的に参加していくという。

「人民網日本語版」2009年1月22日