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独メディア:ドイツ、輸出首位争いで中国に再び辛勝 
発信時間: 2009-01-24 | チャイナネット

ドイツ政府系国際放送局のドイチェ・ヴェレは、ドイツと中国の輸出世界一をめぐる争いについて、専門家の見解を交え報道した。

 

長期にわたり「輸出世界一」の座を独占してきたドイツは昨年、勢いある中国の猛追を再び受けた。ドイツ連邦統計局が発表した最新のデータによると、2008年11月の同国の輸出額は、前年同月比11.8%減となり過去15年で最大の下げ幅を記録。ドイツは工業受注の大幅な落ち込みで苦境に立たされているが、わずかなリードで「輸出世界一」の座を守った。

 

ドイツ通信社の報道によると、ドイツの2008年1~11月の輸出額は1兆3600億ドルで、1兆3200億ドルの中国を若干リードした。ドイツ貿易投資振興機関の中国問題専門家、シモーヌ・マインスハウゼン氏は、「両国の輸出伸び率を比較すると、中国がドイツを上回る可能性が高いことがわかる」と指摘する。

 

マインスハウゼン氏はまた、2008年1~11月の輸出伸び率について、「中国が約19%であるのに対し、ドイツは6%である。この6%という数字はユーロ換算によるもので、ドル換算では17%になる」とした上で、「ドイツが昨年も輸出首位の座を維持することができた主な要因は、ドルユーロ為替レートが大きく変動したからである」と分析している。

 

ドイツと中国は輸出額では拮抗しているが、輸出構造は大きく異なる。ドイツの輸出は主に、自動車、機械および、化学工業分野に集中しているが、中国は電子製品と紡績製品を中心としている。このことから、ドイツが機械設備や化学工業原料などの投資財と工業材料に、中国が電子娯楽用品や衣料品などの消費財に輸出戦略上の重点を置いていることがわかる。

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