エアバスA350

　中国航空工業集団は31日、グループ傘下のハルビン飛機工業集団など協力企業がスペインのマドリッドで現地時間の1月30日、エアバス中国とハルビンに共同で「複合材料航空機部品製造センター」を建設する契約を交わしたと発表した。「京華時報」が伝えた。

　この日、中国航空工業哈飛集団のパン建・董事長とエアバス中国のバロン総裁が契約書に調印。この契約に基づき合弁会社が今年設立され、エアバスA350XWBワイドボディ事業の主要部品の生産を担っていく。株式は中国側の協力企業が80％、エアバス中国が20％を保有。製造センターは今年9月に生産を開始し、同時に建設を進める新工場は2010年末の立ち上げとなる見通し。

　「人民網日本語版」2009年2月1日