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中国科学院、石油業界などの景気落ち込みを予測
発信時間: 2009-02-01 | チャイナネット

中国科学院予測科学研究センターはこのほど、今年の中国の石炭・石油・電力の需給状況を予測する「2009年中国経済の予測と展望」という報告を発表した。「京華時報」が伝えた。

この報告によると、今年中国の石炭の需要は減って供給が需要を上回り、価格が徐々に下落し、業界の景気は下降線をたどるという。また、国内の石油価格は平行線を維持。石油製品の需要と供給は均衡を保ち、石油業界の景気が次第に落ち込み始めるという。さらに、電力の需要もさまざまな要因が重なって大幅に落ち込む見通しだ。電力の生産能力の増強と平均使用量の継続的な減少により電力過剰の現象が起きている。末端業界の需要不足の影響も重なり、今年電気料金が値上がることはないという。

「人民網日本語版」2009年2月1日

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