中国政府の内需拡大、経済成長確保の政策は2008年12月に効果が見られるようになった。
データによると、12月における工業生産額の伸び率は小幅上昇した。同月の一定規模以上の工業企業による工業増加額は前年同期比5.7%増となり、伸び率は前月を0.3ポイント上回った。1~12月における全国の一定規模以上の工業企業の工業増加額は12.9%増で、前年比では5.6ポイント低下した。昨年の工業生産の主な特徴は次の通り。
重工業の伸び率には一定の上昇が見られ、軽工業は鈍化した。08年12月の軽工業伸び率は8.1%で、前月を2ポイント下回った。重工業の伸び率は4.7%で、前月を1.3ポイント上回った。1~12月の軽、重工業の伸び率はそれぞれ12.3%、13.2%で、前年比では4、6.4ポイント低下した。
原材料工業の伸び率の上昇が目立つことになった。
08年12月の冶金、非鉄金属、石油化学業の伸び率は前月と比べていずれも一定の上昇が見られた。そのうち、冶金業の増加額の伸び率は前月のマイナス4.8%からプラス0.8%となり、伸び率は前月比で5.6ポイント上昇した。非鉄金属、石油化学の増加額の伸び率はそれぞれ9.5%、4.4%で、前月を7.2、3.5ポイント上回った。1~12月の冶金、非鉄金属、石油化学業増加額の伸び率はそれぞれ10.5%、12.7%、7.5%で、前年比では12.3、6、4.7ポイント低下した。
「チャイナネット」2009年2月2日 |