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経営難の日本製造業大手企業、中国進出の損得 |
発信時間: 2009-02-04 | チャイナネット |
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日本の電機大手各社の利益がさらに大幅減少するとのニュースが伝えられる中、日立、東芝、NECなどの大手各社は、2008会計年度の業績見通しを赤字見通しと発表した。また、昨年12月の日本の国内自動車生産・輸出台数共に、史上最大の下げ幅を記録した。日本の製造業の経営難の原因は何か? 中国国内生産拠点への影響はあるのか? 「広州日報」が伝えた。 電機業界 ソニー、パナソニック、三洋電機など日本の電機大手各社が2008年度の赤字見通しを相次いで発表したのに続き、日立は今年度の赤字額が7千億円、東芝は2800億円、NECは2900億円に達する見込みとそれぞれ発表した。 日立:アジア企業最大の赤字 日立は昨年に端を発した金融危機の影響から、本年度、アジア企業で最大の赤字額を予測しており、7千人の雇用削減を行う可能性がある。 日立中国区公共関係部の瀋閲氏によると、日立の中国市場での売上高がグローバル市場に占める比率は徐々に高まっており、「中国経済は上昇傾向が続いている。私たちは現時点では中国地区での人員削減は考えていない」と強調した。 東芝:赤字額がソニーを超える可能性も 東芝は2008年度決算見通しを再度下方修正、赤字額はソニーを超える見込みとなった。3月下旬までに4500人の人員削減を行う見通し。 東芝中国公司の担当者は、「現在弊社は休暇中であり、提供できる関連情報はない」とコメントを避けた。 NEC:日本企業最多の人員削減 NECグループは2万人の人員削減を行う見通しで、世界経済の減速開始以来、削減数は日本企業最多となる。 ソニー・シャープ:合弁計画を延期 ソニー、シャープの各社は業績見通しを下方修正、両社が合意していた合弁工場建設計画を、2010年3月に延期すると発表した。 |
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