中国共産党中央政治局委員である王岐山国務院副総理

中国共産党中央政治局委員である王岐山国務院副総理は2日、江蘇省南京市でサービスアウトソーシング会議を招集した。王岐山副総理はその際、中国のサービスアウトソーシング業の発展は得がたいチャンスと独特な優位性に恵まれており、将来性も非常に大きく、サービスアウトソーシングを発展させることを科学的発展観の具体的な実践とし、力を集中してサービスアウトソーシングモデル都市指定の仕事をスムーズに推し進め、そのけん引的役割を充分に発揮することが必要であると指摘した。

先般、中国国務院は20のサービスアウトソーシングモデル都市の指定に関する案を承認した。この技術集約型産業をより良く発展させることは当面の経済成長の維持、就業の促進、特に大学卒業生の就職や産業構造の調整と最適化にとって重要な意義があると王岐山副総理は強調した。そして、財政、税収、労働時間関連制度、人材育成、融資、電信サービスなどの面で政策によるサポートを強化する必要があるとした。