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中国国産の大型航空機が2016年に完成 |
発信時間: 2009-02-11 | チャイナネット |
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中国国産の大型航空機の完成イメージ図 中国科学院、工学院院士の顧誦芬氏は10日、中国は2016年にエアバスA320、A340と同じような先進的な国産大型航空機を作り出す可能性があると明らかにした。 顧誦芬氏は、中国航空業界が20年から30年をかけても標準に達する大型航空機を作れないのは、国の資金投入の不足と市場がないことの2つが原因だと指摘する。 中国は現在、すでに科学的で理性的な発展の軌道に入っており、大型旅客機プロジェクトを『国家中長期科学技術発展計画要綱』の16重大特定プロジェクトの1つに指定しており、国務院は2007年に大型航空機研究開発重大科学技術特定プロジェクトの始動を許可している。 かつて温家宝総理は、大型航空機の製造は国の意志であり、戦略的考えでもあり、国の繁栄のシンボルになり、直接的な科学技術の意義と経済効果があると語っている。 今のところ中国一機目の全て自主的知的財産権を持つARJ21-700「翔鳳」ジェットコミューター機は、上海で初飛行に成功しており、すでに試験飛行とデータ収集の段階に入っている。 業界の関係者は、「翔鳳」の初飛行の成功は、中国が自主的財産権を持つコミューター機の研究開発において重要な進展を実現したことを意味し、大型航空機の研究開発にも確固たる基礎を打ち立てたと話す。 「チャイナネット」2009年2月11日 |
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