北京で現在、建設中の地下鉄は、4号線、6号線第1期、8号線第2期、9号線、10号線第2期、亦荘線と大興線の合計7本で、2009年にはさらに15号線第1期、昌平線、房山線、西郊線、7号線、14号線の建設がスタートし、北京で建設中の地下鉄が13本になることが北京基礎施設投資公司の情報で11日分かった。

この13本の地下鉄の建設投資総額は2000億元で、2015年の完成を予定しており、今年から2015年までの投資額は1900億元。

地下鉄4号線プロジェクトは、北京市の後押しで初めて特許経営を採用し、香港の投資を導入した。また五輪支線では国内の軌道建設で初めて建設後に引き渡されるというパターンを採用している。

また北京基礎投資公司は、企業債券や短期融資券、中期手形を発行して融資の多元化を行い、銀行を対象とした融資入札などの方法で融資ルートを拡大し融資コストの節約を図った。現在までのところ節約した融資コストは22億元に上る。

大規模な軌道建設投資は、内需拡大の面でも経済発展をけん引する大きな原動力になっており、地下鉄1キロの建設では1万人分の雇用を創出することができ、関連サービス業には5000件の就職の機会を提供する。また1億元の軌道交通の建設投資は、関連産業に2億円から3億元の経済波及効果をもたらすという。

「チャイナネット」2009年2月12日