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上海、海外企業の拠点は676カ所に
発信時間: 2009-02-13 | チャイナネット

 

上海市商務委員会がまとめた最新の統計によると、2008年に上海市内に本部などの各種機関を新たに設置した外資系企業は83社に上った。08年末現在、同市内に各種機関を設立した外資系企業は676社に達し、うち地域本部は224カ所、投資企業は178社、研究開発センターは274カ所となっている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同委の沙海林主任によると、同市は09年も引き続き本部のもつ役割を大きく発展させ、外資系企業の地域本部を対象とした各種の奨励・優遇政策を全面的に実施する方針だ。

08年7月に同市政府が発表した「上海市の多国籍企業の地域本部設立の奨励に関する規定」および同年12月に発表した「『上海市の多国籍企業の地域本部設立の奨励に関する規定』に関する若干の実施意見」に基づき、外資系企業が上海市内で地域本部を設立する場合、財政、資金管理、出入国管理、人材資源、通関などの各方面で広範囲なサポート、奨励措置、便宜を受けることが可能だ。

多国籍企業の地域本部とは、海外で登録された親会社が上海市内に投資または授権の形式で設立した機関で、一カ国以上の地域内で産業の管理やサービス機能を請け負う唯一の中心的機関を指す。

同委の説明によると、08年末現在、上海市内には商務部に国家級地域本部と認定された投資企業が17社あり、全国の国家級地域本部総数の約半分を占める。また米経済誌「フォーチュン」が選ぶ世界企業上位500社のうち60社が上海に地域本部を設立している。

「人民網日本語版」2009年2月13日

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