中国国家海洋局が13日発表した「2008年中国海洋経済統計公報」によると、2008年の中国海洋産業の生産総額は3兆元近くに達し、一昨年より11%増え、GDP(国内総生産)の約10%を占めた。
この公報では「昨年の海洋発電、海水利用、海洋バイオ医薬など新しい産業が盛んに発展してきた。下半期、世界金融危機の影響を受け、海岸観光や海上交通輸送などの産業の発展が減速し、造船業の受注が減ったものの、依然として急速な成長を維持した。2009年、観光や交通、造船など伝統産業の発展速度は引き続き鈍化するが、海洋バイオ医薬などの新しい産業が比較的急速な成長を維持する見込みだ」と述べている。
「中国国際放送局 日本語部」2009年2月16日