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金融危機にめげず、中国消費者の消費意欲が旺盛
発信時間: 2009-02-16 | チャイナネット

今年の消費は好調?

内需拡大、消費刺激は中国がここ数年一貫して実行している政策で、特に昨年の金融危機によって輸出が主導する中国経済が影響を受けているため、消費刺激がさらに重点となっている。

中国の代表的な市場調査機関である零点研究諮問グループが2008年12月2日~13日に行った都市住民の2009年の消費自信度と消費予想に関するアンケート調査によると、半分を超す都市部の住民が2009年は財布のヒモをしっかりと締めることが分かっている。まずは外食の利用回数を減らし、そのほか、贅沢品、健康関連品、レジャー・娯楽、観光などの支出が削減計画に組み入れられている。

アンケートによると、銀行の金利が一再ならず引き下げられる中でも54.5%の人が2009年に「貯金を多めに、消費、投資を少なめにする」と答えた。

しかし、中国人民大学の劉暁梅副教授は、2009年の中国人の消費はそれほど悲観的なものではないと見ている。

劉暁梅副教授は、ここ数年来のインフレ抑制の経験が示しているように、物価レベルが高くなり、しかも持続的に高くなれば、消費の伸びを抑制することになると言う。物価レベルの低下は、たとえ消費品の小売売上高の増加幅がいくらか下がっても消費を刺激することができる。2008年11月、中国のPPIは10月の6.6%から2%に下がり、価格の下落速度は予想を著しく超えている。11月のCPIは前年同期比2.4%増となり、ここ二年では最低レベルとなっている。11月の一定規模以上の工業増加値の増加速度は5.4%に下がり、ここ14年間の最低水準を更新した。「2009年、生産能力の過剰が常態となる情況のもとで、PPIもCPIも、反落することになるのは明らかだ。物価の反落は消費の増大を促進することになるだろう」と劉氏は指摘する。

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