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農村を変えた三回の土地改革
発信時間: 2009-02-17 | チャイナネット

1956年1月1日、遼寧省蓋平県で、1万5千人の農民が「太陽昇」という集団農場を結成した。


以前、4兄弟はひどく貧しかったので、嫁取りなどは話にもならなかった。しかし土地改革後、兄弟は次々に自分の家を建て、妻を娶り、子を授かった。日が経つほどに暮らしは豊かになっていった。

土地改革が行なわれ、実りは豊かで、農民の暮らし向きは楽になった。その翌年の春節(旧正月)は、村の至るところで爆竹が鳴らされ、ドラの音が響き、ヤンコー踊りや高足踊り、舟こぎ踊りなどが繰り広げられ、それはそれは賑やかだった。

中国北部では、大晦日に餃子を食べるのが習わしだ。しかし以前は、農民は貧しく、餃子をつくっても食べなかった。「正月元日につくった餃子を2日に煮る。2日に煮た餃子は5日までそのままにしておく」と言われる。客が来てはじめて餃子が出される。窓際に腹ばいになって客が餃子を食べるのを見ている子どもは、食べたくて涎を流すのだった。

だがその年の春節は、どの家でも多くの餃子をつくり、大人も子どももみな心行くまで食べた。人々は「いまは、毎日餃子を食べても、まだ食べられる」と言った。

全国的にみると土地改革は、早く行なわれたところも遅かったところもあるが、1952年に基本的に完了した。これは中国の歴史上、最大規模の土地改革であり、2000年以上続いてきた封建的な土地所有制度を打ち砕き、それによって3億人以上の、土地がないか土地の少ない農民が、無償で約7億ムーの土地と生産手段を獲得し、毎年地主に地租として納めていた350億キロ以上の食糧が免除されたのである。

これにより、農民の生産に対する積極性が大いに引き出され、農業生産の発展を促進した。統計によると、1952年の全国の食糧生産量は、1949年より42.8%増加した。

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