全国輸出入動植物検査検疫会議が19日に開催され、中国では初歩的な輸出入農産物の品質・安全保障システムが確立しており、2008年の中国の農産物輸出額は40億2000万ドルで、8000万件から9000万件の就業の機会が創出されたことが明らかになった。
国家品質監督検査検疫総局の支樹平副局長は、「中国で現在、登録されている農産物の輸出企業は1万6200社で、中国の輸出農産物の品質や安全のレベル、国際的な競争力は向上し続けている。また中東や中央アジア向けの生きた牛や羊の輸出や、ハミウリ、ヤーリ梨(鴨梨)、ナシ、リンゴ、ミカン、レイシ、リュウガン、イネワラなどの欧米や日本のハイエンド市場向けの輸出にも成功している」と述べた。
中国は長年の努力と模索で、外来の有害生物や有毒有害物質の侵入予防システムと、輸出農産物の品質安全保障システムの2つのシステムを一応確立した。この2つのシステムの確立により、海外の動植物の優良種導入が保障され、農業産業構造の最適化や輸出重視型の農業の発展も促進された。また輸出農産物の品質や安全のレベルも向上している。
2008年に全国の動植物検査検疫システムは、23万件以上の疫病の流入を防止し、約1万件の有毒有害物質を検出し、港で検出された約3000件の有害生物は、外国からの重大な疫病の流入を効果的に防いだ。
「チャイナネット」2009/02/20 |