ホーム>>経済>>国際交流
ナイキ、アジア最大の物流センターを蘇州に設立へ
発信時間: 2009-02-23 | チャイナネット

グローバル企業の中国投資は金融危機によってストップしてはいない。ナイキはこのほど、今後の中国展開に向けた土台を固めるため、アジア最大の物流センターを江蘇省太倉市に設立することを発表した。投資額は9900万ドルにのぼる。「第一財経日報」が伝えた。

物流センターが新設されるのは江蘇省太倉経済開発区。同センターの総面積は12万平方メートルにおよぶ。09年春に起工され、10年第3四半期には使用開始となる。初期工事部分は11年第2四半期に建設を完了し、全部が使用開始となる予定だ。物流センターの年間取扱量は延べ2億4千万点におよび、納品時間は最大で15%短縮される。

ナイキは現在、世界に7カ所の物流センターを持っている。そのうち規模が最も大きいのは、ベルギーのラークダル市と米国のメンフィス市の2カ所。そのほかの物流センターは、米国のシェルビー郡やカリフォルニア州、カナダのスカボロ、日本の富里市、韓国の仁川市にある。

「人民網日本語版」2009年2月23日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国買付団、ドイツ企業と100億ドルの契約に調印

· ASEAN+3、金融安定目指す行動計画を策定

· 不況による影響なし 日本企業が上海万博に意欲

· 海外バイヤーが中国の義烏市場の発展を楽観視

· 中国、世界14カ所で自由貿易区の設置を促進