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中国、世界14カ所で自由貿易区の設置を促進
発信時間: 2009-02-24 | チャイナネット

中国商務部の関連責任者は、「中国は2003年以降、自由貿易区の設置を積極的に促進し、現在、世界31の国と地域の14の自由貿易区の整備を進めており、そのうち効力が発生している7カ所の自由貿易区の実施状況は良好」と述べた。

中国は21日にパキスタンとの間で「中パ自由貿易区サービス貿易協定」に調印し、今年の上半期には実施される見込みだ。

商務部の責任者は、「関税の削減や廃止で、サービスや投資の分野がさらに開放される。そして自由貿易区では、貿易や投資のチャンスがもたらされ、生産や取引のコストが減り、企業の利益も拡大し、消費者の選択肢も増えて、互恵と共同発展が実現するだろう。中国は今後、引き続き国際貿易機構(WTO)のドーハラウンド交渉に参加し、さらに積極的な態度で自由貿易区の建設を進め、世界の経済や貿易、投資の繁栄、発展により大きく貢献する」と話す。

インドとの地域貿易の共同研究も終了、韓国との自由貿易区の共同研究も進められ、「アジア太平洋貿易協定」の第4ラウンド交渉も推進している。今年の下半期には、スイスと自由貿易区の共同研究を始める計画だ。

中国はここ数年、自由貿易区整備での成果や進展を遂げてきた。アジアでは、内陸部と香港、澳門(マカオ)との「さらに緊密な経済貿易関係に関する手配」や5つの補足協定に調印、アセアン(ASEAN)とは、自由貿易区の「貨物貿易協定」と「サービス貿易協議」に調印し投資に関する交渉が成立している。

パキスタンとは「自由貿易協定」「サービス貿易協定」、シンガポールとは「自由貿易協定」に調印、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、オーマン、カタール、バーレーンの6カ国を含む湾岸協力委員会とは、自由貿易交渉を促進中だ。

中南米は、チリと「自由貿易」「自由貿易区サービス貿易協定」に調印し投資を交渉中、ペルーとは自由貿易に関する交渉が成立し、コスタリカとは自由貿易交渉を促進中だ。

南太平洋は、ニュージーランドと「自由貿易協定」に調印し、オーストラリアとは自由貿易交渉を促進中。ヨーロッパは、アイスランドやノルウェーと自由貿易の交渉を推進し、アフリカは、南部アフリカ関税同盟(SACU)と自由貿易について交渉している。

「チャイナネット」2009/02/24

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