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海外進出 中国自動車メーカーの第3の道
発信時間: 2009-02-26 | チャイナネット

金融危機によって製品の輸出は打撃を受け、海外M&A(合併・買収)はリスクが高まり、自動車メーカーの海外進出はこの2つの方法ではうまくいかなくなっている。そこで第3の道、海外工場の立ち上げに目が向けられるようになっている。「国際金融報」が伝えた。

▽相次ぐ工場立ち上げ

長安自動車集団はこのほど、来年メキシコに合併会社を設立すると宣言。吉利、一汽に次ぎ、メキシコに工場をもつ3番目の中国系自動車メーカーとなる。ここでは小型車と中型車が生産される予定だ。

長城汽車国際部の王士輝・市場総監督は25日、今年ベネズエラ、ボリビア、ロシアに工場を立ち上げる計画を発表。今年8月に完成するベネズエラ工場は年間2万台を生産、今年末に完成するボリビア工場は年間5万台を生産、今年8月から9月にかけて改造されるロシア工場は年間5万台の生産が見込まれている。

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