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ブレーキに欠陥 三菱、中国で9千台リコール
発信時間: 2009-03-02 | チャイナネット

国家質量監督検験検疫総局(質検総局)は27日、三菱自動車工業が今月7日から08-09年製2.4Lモデルの輸入車「アウトランダーEX」と09年製の輸入車「ランサーEX」の一部、あわせて9390台のリコールを届け出たと発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

対象となるのは、07年11月7日から08年12月5日に製造された「アウトランダーEX」9108台、08年10月3日から同年11月20日に製造された「ランサーEX」282台。

リコールの理由は、制動倍力装置の負圧を保持するチェックバルブの材料が不適切で、エンジン停止後の駐停車中にバルブが閉じた状態で粘着することがあり、始動直後にアクセルペダルを踏まない状態で低速走行中にブレーキをかけても、チェックバルブが開かず、最初の制動時にブレーキが重くなるおそれがあるため。

三菱自動車工業は今月7日からリコールを開始。ハガキを出して直接顧客に知らせ、三菱の特約店で無償修理を行う予定だ。三菱自動車のフリーダイヤルや中国語版のホームページでも問い合せを受付けている。

「人民網日本語版」2009年3月2日

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