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康佳、国内最大の液晶モジュール生産拠点を建設
発信時間: 2009-03-03 | チャイナネット

康佳集団はまもなく、江蘇省昆山市で国内最大規模の液晶モジュール生産拠点の建設プロジェクトをスタートする。総工費は8億8600万元。これにより康佳は、昆山市に拠点を構えた大手国有系企業の第一号となるだけでなく、電子情報産業振興プランの中で初めてプロジェクトを実行に移した企業となる。

康佳の責任者によると、このプロジェクトにより同社の液晶テレビ生産コストは約10%引き下げられる。計画では今年下半期に稼働を開始し、国内最大規格となる47インチ液晶モニターを年間720万枚生産する予定で、年生産額は128億元に上り、国内最大の液晶モジュール工場となる見込みだ。

液晶モジュールの量産を実現すれば、製品の製造コストが一層低下し、市場競争力が向上するため、海信、創維、TCLなどの国内各社も相継いでモジュール生産に乗り出している。ある業界関係者の分析によると、モジュール生産により全体的なコストを15%まで圧縮することが可能で、平面テレビのし烈な価格競争を戦う上で有力な後ろ盾になると期待される。

興業証券の時紅則アナリスト(家電部門)によると、モジュールの生産という段階を掌握すれば、中国の液晶テレビ企業は重要部品について外部に制約されることがなくなり、発言権を大いに高めることが可能になるという。

「人民網日本語版」2009年3月3日

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