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CPIとPPI、6年ぶりに「双子のマイナス成長」へ |
発信時間: 2009-03-04 | チャイナネット |
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PPI(生産者物価指数)に続き、2月のCPI(消費者物価指数)の上昇率もマイナス成長となる見通しだ。多くの機関では、2月のCPI上昇率は2002年12月以来初めてのマイナスとなると予測している。CPIとPPIの上昇率がともにマイナスとなれば、6年ぶりにこの現象が起こるだけでなく、デフレ圧力が引き続き拡大することを暗示している。 国家統計局が発表した日程表によると、2月のCPIとPPIは来週火曜日に発表される。 春節後の食品価格の安定した下落と昨年の急激な上昇による影響は、2月のCPI上昇率下降の主な要素となる。 昨年2月のCPI上昇率は8.7%に達し昨年の最高となり、その後徐々に反落した。春節の影響を受け、今年1月のCPI上昇率は1%となり、前月よりわずか0.2ポイント下がった。 先月の食用農産品価格は下落情勢を示している。商務部のデータによると、先月の肉類、水産類の価格下落幅は比較的大きく、鳥類や卵の価格は小幅に下落し、果物と野菜の価格は低温や雨、雪の影響を受け小幅に上昇した。穀物価格は安定し、干ばつの影響は限られていることを示している。 |
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