両会に参加するため北京を訪れた生産現場からの代表や委員たちは記者の質問に対し、「中国経済の下方圧力は依然として大きく現場はたくさんの困難に直面しているが、多くの人は中国経済の展望に対して自信を持っている」と語った。「新華網」が伝えた。
内蒙古通遼市にある霍煤グループ傘下の企業に所属する李其其格・全人代代表によると、同社の製品のほとんどは輸出向けであるため、国際市場の収縮による影響は比較的大きい。同社は現在、生産能力を縮めると同時に、技術や製品のイノベーションに力を入れ、エネルギーや資源の節約を進め、内部の潜在力を発揮させることで企業のコストを下げている。「私たちの製品が国際市場に確立したブランドの助けを借りて、経済が下降しつつある中で新たな市場を開拓するチャンスを模索していきたい」。
億利資源集団の董事会主席を務める王文彪・全国政協委員は取材に対し、「4兆元の投資を優先的に振り分けたり、貸し付けや税収の面での優遇政策を取ったりすることなどによって、非公有企業の発展促進をはかることが必要だ。国家による適切な支援があれば、民営企業も自信がつくし、困難を克服し危機を乗り越える能力も高まる」と語る。
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