また、中国オリジナルのネットゲーム産業は「グローバル化」の道をまい進している。
2008年、産業の輸出が緊縮する状況下で、中国では15社のネットゲーム企業が開発した33のネットゲーム作品が海外に進出した。北米や欧州、日本、韓国、東南アジア、香港・マカオ・台湾など40の国と地区をカバーし、年間売上高は1億ドルを超え前年比28.6%増となった。北京完美時空は5つのゲームを日本、米国、欧州など10以上の国と地区に輸出し、年間収益は3000万ドル弱となった。また、国産ネットゲームを運営する子会社を米国に設立している。上海盛大は韓国ゲーム会社の買収と出資などを通じ韓国市場に進出した。騰訊(テンセント)は750万ドルでインドMIH社を買収し、グローバル化構造をより完全なものにした。
網龍(ネットドラゴン)は米国で初めてネットゲームを運営する中国企業となっただけでなく、最近は世界の家庭の娯楽・メディアの巨頭であるウォルトディズニー社と共同で世界市場を開拓することで提携している。上海氷動は、インタラクティブ・エンターテイメント・ソフトウェアを開発・販売するDHQと米国に合資会社を設立し、米国本土でゲームを運営する他に、海外でゲームを運営する中国企業にプラットフォームサービスを提供している。
「チャイナネット」2009年3月5日
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