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両大会の代表・委員、危機への対処に自信
発信時間: 2009-03-05 | チャイナネット

▽調整の効果が出現

複雑な経済情勢の変化に直面して、中央政府はマクロ経済政策の調整を急ピッチで進めている。

昨年11月9日、国務院常務会議は4兆元規模の投資プランを発表し、内需拡大の10プロジェクトを打ち出した。また年初以来、同会議は軽工業や石油化学産業などにおける一連の調整振興プランを審議・可決した。

代表・委員らはマクロ調整について、中央政府が情勢に対する科学的判断や正確な理解に基づいて、弾力性に富み、効果的な一連のマクロ調整政策をタイミングよく打ち出したことから、危機に対処するための力と信頼が備わったと話す。

新たに打ち出したマクロ経済政策において、国民生活の改善は重要な着眼点となる。中央経済業務会議は、国民生活の改善が成長維持の出発点となり、着地点となるよう明確に求めている。4兆元規模の投資プランにおいて、国民生活の占める割合が最も高く、たとえば住居保障プロジェクトに2800億元、農村の生活プロジェクトおよびインフラ建設に3700億元、医療・衛生・文化・教育事業に400億元、自然災害後の復興再建プロジェクトに1兆元が割り当てられている。

*カク:「おおざと」に「赤」

「人民網日本語版」2009年3月5日

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