3月6日10時、北京の人民大会堂で行われた記者会見で、中国人民銀行の周小川総裁は国際金融危機に対応し、安定し比較的速い経済発展を維持することについて、記者の質問に答えた。
『国際市場新聞』記者:今現れているいつくかの経済回復の兆しは恐らく長続きしないと、先週温総理はおっしゃったが、それでは、政府は4兆元投資の基礎において、どんな状況下で追加投資をするつもりなのか。
周小川総裁:金融危機対策として、中央は消費拡大、投資拡大、輸出保持といった経済成長を牽引できる三つの措置を打ち出している。これらの措置は固定されたものではなく、その効果をよく観察し、追加措置を研究する必要がある。
これらの措置により、確かにいくつか回復の兆しが現れている。たとえば、消費の拡大、投資の拡大、一部製品価格の上昇、一部統計データの上昇など。だが、これで十分と言い切れるのか。われわれは状況の変化に応じ、新たな措置を打ち出すことにしている。昨年第4四半期、マクロ経済政策を調整した際に打ち出した「柔軟で慎重」という方針のように、情勢の発展に応じて投資を追加するか決定することにしている。
「チャイナネット」2009年3月6日 |