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北京‐天津間を走る高速鉄道車両 |
鉄道部の手配のもと、北京鉄道局は16日、中国北車唐山軌道有限責任公司と中国北車長春軌道客車股フェン有限公司から高速鉄道車両100編成を、総額392億元で購入する契約を結んだ。「新京報」が伝えた。高速鉄道の試験走行は時速400キロ以上、通常は時速350キロで運転する予定で、世界一速い高速鉄道となる。中国はこの高速鉄道の独自の知的財産権を有しており、全体の85%で国産化を実現した。
■最短3分おきに発車
この車両100編成は来年10月から次々に引き渡される。製造メーカーの担当者によると、この高速鉄道は1編成当たり貴賓車1車両、1等車3車両、2等車11車両、食堂車1車両の16両編成で総定員は1026人。最短3分おきに発車する列車は世界最高水準で、年間旅客輸送量数億人という膨大な交通の需要を満たすことができる。新型高速鉄道は試験走行で時速400キロ以上が試される。これまでの試験走行の最高記録は、北京‐天津間鉄道の時速392キロだった。
■快適:温度自動調節、VIP車両ではインターネットも
製造メーカーが提供した資料によると、新型高速列車のデザインは現代的かつトレンディだ。客室の振動や騒音、圧力変動が小さく、温度・湿度・換気が自動調節でき、座席はすべて回転式になっている。車内には貴賓車両、一等車、二等車、VIPルーム、会議室があり、娯楽システムも搭載されている。VIP車両ではインターネットもでき、それぞれの乗客にあわせた配慮が見られる。