招商銀行が17日発表した統計報告で、中国のセレブは毎月クレジットカードを使って平均7万元以上買い物しており、その消費額がアジアで最も高いことがわかった。購入するものは主にぜいたく品で、ルイ・ヴィトンがセレブの一番のお気に入りブランドとなっている。「南方日報」が伝えた。
■セレブ、クレジットカードでの買い物が一般人の50倍
招商銀行は昨年、中国の高所得者層の中でも最もセレブな1%の顧客をターゲットとした限度額が無制限のクレジットカードを発行した。今回の報告で、このカード所有者の毎月の消費水準は今年1月現在、一般クレジットカード所有者の50倍近くにもなり、海外での使用率も一般人の3倍になることがわかった。VISAインターナショナルの昨年末のデータによると、アジア地域全体をみると、招商銀行の限度額無制限のクレジットカードは発行以来8カ月で1枚当たりの消費総額が平均8万5千ドルを超えており、中国のセレブが毎月7万元以上の買い物をしていることがわかった。第2位の韓国とは2倍以上の差がある。