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高まる中国人の日本旅行熱
発信時間: 2009-03-19 | チャイナネット

 

中国とインドを中心に市場調査とコンサルティングを行う「インフォブリッジグループ」が16日に発表した調査結果によると、中国人消費者の日本旅行ブームが大きく高まっている。日本の中国語紙「中文導報」のウェブサイトが伝えた。

今年2月20日から3月11日まで行われた調査では、北京・上海・広州に住む20歳から60歳までの月収4千元以上の市民が対象となり、海外旅行に興味のある人から275部のアンケートが回収された。

回答者のうち、日本に行ったことがある人の割合は41.1%にのぼった。都市別で見ると、上海の割合が最も高く、半数以上の52.9%が日本に行った経験を持っていた。最も低いのは31.1%の広州だったが、残りのほとんどを占める67.6%が「今後行ってみたい」と答えた。

回答者全体のうち、「日本旅行の経験はないが今後行ってみたい」という人は50.5%で、「経験はないし今後行く予定はない」という人はわずか8.4%だった。ただ後者の割合は北京では15.9%にのぼり、他の2都市と比べると、日本旅行に対する保守的な傾向を北京が持っていることが分かった。

「人民網日本語版」2009年3月19日

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