ホーム>>経済>>視点 |
米IHT:金融危機後、中国はより強大に |
発信時間: 2009-03-20 | チャイナネット |
|
米総合紙『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)』のサイトで16日、「金融危機後に中国はより強大になる」という文章が掲載された。中国経済の変化と中国政府による危機対策措置について評論し、中国には良好な銀行体系と資金準備があり危機の中で競争の優位に立ち、より強大になると指摘した。以下はその文章から抜粋したものである。 先ごろ、温家宝総理は演説の中で、「中国は米国の最大の債権国で、中国は米国に信用を保持し、約束を守り、中国資産の安全を保証するよう要求する」と述べた。 経済アナリストは、中国の指導者は「経済危機」を「競争の強み」に転換しようとしていると解説する。 中国は経済刺激のための資金6000億元を利用し、企業の国内外での競争力向上や出稼ぎ労働者を対象とした大規模な研修の実施をサポートする。また、科学研究と発展への資金援助を拡大する。 国際通貨基金(IMF)の責任者は、中国の経済刺激計画は長期的な産業競争力への有利性に重点を置いており、中国は教育と研究開発により多くの資金を投入していると指摘した。 世界を取り巻く衰退は全世界の経済に害を及ぼしており、中国も逃れることはできない。しかし、胡錦涛主席が全国人民代表大会で述べたように、「挑戦とチャンスは共存し、一定の状況下でも互いに転化できる」。 これに基づき、中国の会社も世界で商機を探し始めている。商務部部長は2月、企業の経営陣数名を引き連れ、自動車、繊維、電気機械、環境保護などの分野において海外提携のチャンスを捜し求るため、欧州に買い付けに赴いた。 |
|