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中国、新エネルギー産業を重視 原発建設に力 
発信時間: 2009-03-23 | チャイナネット

石油や石炭などの化石資源は今後ますます減少し、20年後には原子力発電産業が世界的に新たな復興を遂げることが予想される。現在、世界のエネルギーの16%は原子力発電によっているが、中国ではこの割合が2%にも満たない。

張局長が述べたところによると、中国では最近、原発の建設ペースが着実に加速しており、建設中の原発炉は22基に上るほか、建設に向けた前期作業のゴーサインが出た原発炉が11基ある。中国の原発発展史の中で建設規模がこれほど大きくなったのは現在が初めてだ。さらに今年は新たな原発の建設も予定されており、世界初の第三世代原子力発電所が今月中にも浙江省三門で建設をスタートする予定だ。

既存の原発発展計画によると、2020年をめどに、中国原発の発電容量は現在の1千万キロワット未満から4千万キロワットに増える見込みだ。張局長は「2020年に中国の原発発電容量が4千万キロワットを達成するのは問題がなく、1億キロワットを超える可能性もある。天然ウランの問題は基本的に解決している。少なくとも2030年までは中国には十分な天然ウラン資源がある」と述べた。

「人民網日本語版」2009年3月23日

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