中国人民広播電台の『中国之声』は、主要20カ国・地域（G20）金融サミットはまだ開幕していないが、「中国」はすでに各国メディアが議論するテーマとなっていると報じた。

英『インディペンデント』

英国のほかに、今回のG20では2カ国に注目が集まっている。それは米国と中国で、この2カ国こそが世界の今後の力量を決めることができる。

英『タイムズ』

中国と米国は的確で実行可能な新たな世界経済秩序を形成する。G20の往来が盛んな状況の中で、中・米両国は重大な方策を完成させるだろう。

米『バロンズ』

2008年、中国は比類なき北京オリンピックを世界に示した。今年、中国は主な世界の経済力としてロンドン金融サミットに参加する。

米『ワシントン・ポスト』：「北京への望み」

100年前であれば、ロンドンはサミット開催地として情理の中にあっただろう。今は21世紀になり、20カ国の代表者は「ビッグ・ベン」の影に隠れて画策すべきではない。彼らは北京の天安門広場の近くにある会議ホールに座るべきである。

中国人民銀行の周小川総裁が提案した新たな準備通貨の創設については、次のような文が掲載された。

英「フィナンシャルタイムズ』

周小川総裁の考えは聞き入れる価値があり、こういった開放的な思考は歓迎されるべきだ。

英『ガーディアン』

中国による新たな準備通貨を創設するという提案は、権力が移動する過程において新たな段階に来ていることを示す。この権力移動の過程はその他のすべての議題を越えている。

ニュージーランド『サンデー・スター・タイムズ』は、チャーチル英元首相の言葉を引用している。米ドルの国際準備通貨としての時代はまだ終えていないが、現在すでに終了の段階に来ている。

「チャイナネット」2009年4月1日